婚約指輪!女性が逃げないようにした!奴隷制のなごり?

19:59:00

指輪の話です!
諸説いろいろあるので楽しんで読んでください!



d-estinny.tumblr.com

指輪の歴史は結構古くから資料が残ってます!
起源2世紀エジプトで不死や再生・復活の象徴と考えられていたスカラベ(フンコロガシの仲間)をモチーフにしたものが墳墓から多く出土してます。

婚約指輪は、紀元1世紀の古代ローマから生まれた習慣という説が有力なようです。
契約の証として使われていたシンプルな鉄の輪を、婚約にも用いたのが始まりとされています。

鉄は力の象徴。当時においては、愛の誓いというよりむしろ「契約」の意味合いの方が強かったと思われます。略奪した女性が逃げないように手足を縛り付けていた名残という説もあるようです。

860年には、結婚を神聖視していた教皇ニコラス一世が、"婚約発表には指輪が必要”という命令を出しました。その内容は、夫となるものは(高価な金属のように)経済的犠牲を払うような指輪を贈らなければならない、というもの。多少無理をしてでも、高価な指輪を婚約者に贈るという伝統はこうして始まりました。

新郎新婦の指輪交換の儀式が取り入れられたのは11〜13世紀。神との神聖な契約の証として行われるようになり、キリスト教の広まりとともに定着したとされています。

ダイヤモンドのエンゲージリングが記録の中で最初に登場するのは1477年。オーストリアのマクシミリアン大公が最愛のブルゴーニュ公女マリーに贈ったが最初だとされています。「鉄より硬く、火にも燃えない」というキャッチフレーズのもとに、永遠の愛の象徴として使用されたということです。

ちなみに「婚約指輪は給料3ヶ月分」というキャッチフレーズは、1970年代にダイヤモンドの加工や販売で有名な南アフリカのD社が使い始めたもので、指輪の販売を促進するための創作です。これが大成功をおさめいまでもそのように思っている人がいますが、全く無視してよいと思います。

指輪を左の薬指にはめる理由は?
左手はブライダルフィンガーと呼ばれ、結婚をするまではこの指にリングをつけてはならない大変に処女性の強い指とされました。諸説ありますが、古代エジプトに始まると言われています。人間の身体には「愛の血管」というものがあって、これは心臓から左手の薬指にまっすぐ通じているというものです。

それがローマにつたわり5世紀に著述家が残した記録に左手の4番目の指(薬指)は特別な静脈で心臓に直接つながっていると信じられていたから、というもの。

ちなみにその後、ヨーロッパでは指輪をはめる指によってそれぞれ違った意味を持たせています。

左手の例をあげると、親指は強い意思で現実を切り開く指。
人差し指は精神的な導き、能力を高める指。
中指はインスピレーションやひらめきを司り、小指は変化の象徴。
願いごとが叶う指であるともとされています。

左手は精神的な力や思いを司り、薬指は愛情や約束を意味するため、左手の薬指に結婚指輪や婚約指輪にふさわしい指となったのかもしれません。

ちなみに、右手は現実の力を表すとされています。
親指は指導者の指、集団をまとめ、困難を乗り越える力を象徴します。
人指し指は積極性や自分の意思を貫くことを意味します。
中指は現実のパワー、薬指はインスピレーションや創造性を高め、宝石の持つ力を引き出す指。

小指はお守りに良い指と言われ、誕生石や星座にまつわる石をつけるのに最適とされているようです。

ちょっと気になる皆さんのご予算
全国の婚約指輪の購入価格は31万7000円、結婚指輪は2人分で21万5000円です。
婚約指輪と結婚指輪を合わせると53万2000円
北海道平均は婚約指輪 24万7000、結婚指輪、21万5000円、合計46万2000円
リクルートブライダル総研「ゼクシイ結婚トレンド調査2012」

日本では結婚指輪のことをマリッジリング(Marriage Ring)と呼ぶことが多いようですが、
実は和製英語。
ウェディングリング(Wedding Ring)またはウェディングバンド(Wedding Band)が本来の名称です。

指輪のおはなしでした!


かしこいWEDDING手帳



関連記事

0 コメント

About me



ようこそ、

写真だけの結婚式

かしこいウエディング ANOTHER WEDDINGのすすめへ

北海道・札幌と美瑛・富良野を拠点に活動する

ざくろの実のように、一粒一粒個性的なスペシャリストが集まった、フォトプロダクションザックロ」です。

私たちは、写真館ではありません

結婚写真が入り口の、新しいもう一つの結婚式

ANOTHER WEDDING 結婚写真の“その次”を提案する

プロフェッショナルチームです






お問合わせ

名前

メール *

メッセージ *

こちらのコンテンツもどうぞ