結婚は女性の交換だった!?
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WEDDINGトリビア
婚姻は女性の交換だった!
社会ができたのは女性のおかげ!
20世紀最大の知の巨人の一人ともされている、構造主義で有名なフランスの文化人類学者
レヴィ・ストロ―スの言葉です。
彼の残した著書『親族の基本構造』の中で、婚姻は「女性の交換」と明言しました。
彼は未開社会の人たちを、観察することで、婚姻体系を女性の交換のシステムとして説明しました。
女性を他集団へ送りだし、自集団に他集団の女性を迎え入れるという交換が人類が社会の成立に寄与したと考えたのです。
それは自集団だけで性交渉(結婚)していたのでは、やがて、集団は閉じてしまい(社会環境は成立しなくなる)なくなってしまいます。
別の集団との間で性交渉(結婚)を行うことは、人類にとって、最も重要な次世代を生み出す
女性の確保と交換を行う社会環境を成立させると考えたのです。
これはある集団が別集団と遭遇する時、恐れや食料などの争いがおきます。その別集団との争いをさけ平和的にするために、女性の交換、贈り物というかたちをとったということです。
そのことが人類が社会を成立させた理由と考えたわけです。
もちろん女性は子孫をのこすたいへん貴重な存在だったんですね。
その価値を壊さないために近親相姦はタブーとされたと彼はかんがえました。
人類のすべての文化で、近親相姦の禁止(インセスト・タブー)が見られない社会はないと彼はいいます。
女性は大変価値のあるものだったのです!
日本でも戦国時代に武将たちが、その勢力を拡大したり、和睦をむすぶのに娘を嫁に出したり、
娶とったりしたのは歴史の教科書でもならましたよね!
そう!女性は大切なんです・・・という話でした!
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