日本の古来からの結婚式は神社挙式じゃないの?
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実は神社での挙式は、近代にはじまりました!
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神前式挙式の歴史は意外と浅くせいぜい100年とちょっと!
1900年(明治33)5月10日に、時の大正天皇(当時皇太子)の御婚儀が初めて宮中賢所大前で行われました。
当時は欧米に追い付け追い越せの欧化政策がとられいるおり、古くはルイスフロイスの書簡に「日本は結婚式のないみだらな国」というのがあり、神の前で結婚の契約をするもの以外結婚式と認めなかったキリスト教を意識し、スタイルも皇祖神の前で行う、政治的なにおいがぷんぷんするものでした!
この当時、新聞が広く国民に読まれ始めたころで、大々的に、このご婚儀をとりあげました!
国民のあいだでは、ロイヤルウエディング同様の神前結婚式を挙げたいという気運が高まったことがきっかけに、東京の神宮奉賛会(現在の東京大神宮)が皇室の婚儀を参考にして民間での
「神前結婚式」の様式を定め、翌明治34年3月3日に模擬結婚式を開催して国民の間で大流行となりました!
実は、日本のそれまでの結婚式は祝言という「人前結婚式」でした。
落語などで、長屋の大家さんやら、ご隠居さんそして、八っあんが参加してする。
あの「高砂や~」というやつです!そこには神様はいませんでした。
宗教を排した最近の新しい挙式と思われている「人前挙式」が、古来からの日本の挙式だったことは意外に知られていません!
かしこいWEDDING手帳
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