所変われば結婚式もアレコレ
9:27:00
郷に入っては郷に従え
結婚式各国ダイジェスト中国編
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先ずは、最近なにかとお騒がせな中国の結婚式
中国の結婚式は、自宅にゲストを呼んで飲んで騒ぐものと、やはり若い人に人気な、おしゃれな結婚式用のメニューを揃えたレストランを借し切ったり、ホテルで披露宴などもここのところ人気があり、二つが主流になっているようです。
それではレストランでの結婚式をご紹介します。
レストランやホテルで行う場合は、かなり早めに予約を入れておかなければならないようです。
日本で大安の日が吉日として選ばれるように、中国では「8」のつく日が縁起のよい日と考えられています。8のつく土曜日などは、何ヶ月も前から予約が殺到することもあるようです。
新郎新婦は結婚式場の会場にリムジン、ベンツ、BMWなどで移動するのが人気で、高級車が新婦の家に迎えに来ます。見栄の国ですので・・・
新婦の家では、二人で麺を食べます。これは、日本の年越しそばの意味合いに似ていて、「夫婦が長く愛を育めますように」の願いがこめられてます。
その際、爆竹や花火で盛大に見送るのがならわしになっています。北京などでは最近大気汚染とか騒がれてますが結婚式はべつです。
結婚式場に着いた時や結婚式場を出る時など、新郎新婦が車から乗り降りするたびに盛大に爆竹です!なんか映画でみたことありますよねあれです!
もう、イアーオブザドラゴンの映画の中のごとく、広く浸透したお祝いの儀式なので、お役人さんが規制をかけてもなくならないと思います。
挙式と披露宴は、わかれてなくて一つで行うのが一般的なようです!最近やはりメディアの影響でキリスト教式など挙式をする場合もあるようですが、人前結婚式スタイルで披露宴と共に指輪の交換などを行うのが主流なようです。結婚式と披露宴は分かれていない日本でいう宴内結婚式という形式です。
招待客はほとんど平服で参加します。日本の人がもし中国で参加するときに気を付けなければならいことがあります。礼服はNG。 黒のスーツに白のネクタイは、中国ではお葬式の格好となります。
そのときにたとえば、列者一人一人にタバコを渡し、マッチで火を付けたりしますと、それがあいずで来賓からご祝儀袋を頂きます。
タバコの吸えない方や未成年に対しては、ジュースやお酒を注いでご祝儀を頂きます。
各テーブルを廻る順番は、新郎新婦の近親の血縁者から廻ります。
でもびっくりなのは、招待客は新郎新婦に、ご祝儀を渡して、食事の終わった参列者は、少しずつ途中で帰ちゃうんです。
最後に新郎新婦の友人の席を廻る時は、ご祝儀を貰う為に遊びをしなければなりません。煙草に火をつけたり、お酒をお酌した、程度ではいただけません。日本とおなじです。
いろいろなあそびがありますが、まあ友人が王様で、王様ゲームをしてると思ってください!
全員からご祝儀を頂いた頃には、参列者は帰っていき、自然と結婚式が終了します。
結婚式自体は3時間~4時間あと中国で大切なことは、あまるほどのお料理!足りないと大変なことになります。
ちょっと前、日本のゲストハウスが進出して、大変、日本式の結婚式が受けていることが話題になりました!新婦の手紙や、映像の演出、ひところ前の派手コン時代の演出が見栄張りの中国子に受けたようです。
最近尖閣問題で、反日運動が、おこり情報がありませんがほとぼりがさめるまでは、打撃を受けていることは確実です。
めでたいことは政治的なことは勘弁してもらいですね。
もう一つ中国の結婚事情で特筆することは「婚紗」と言われる結婚式の前に結婚記念写真を撮るのが大好き!ブライダルフォトを専門に扱う店もかなり多く、その内容はびっくりするほど豪華です。
バリエーションも小さなものからポスターのような大きなものまで、様々な大きさの写真のセットが3000元程度、日本円で4~5万円というリーズナブルな価格にもまたびっくり。
スタジオの中だけでなく、景色のいい公園やチャペルなどでの撮影もこれに含まれ、着ることのできる衣裳もチャイナドレスなど中国の伝統的なものから、ウエディングドレス、日本の着物、韓国のチマチョゴリ、インドのサリーなど、あらゆるものがあるのが中国流さすが大陸。
その衣裳に身を包み、化粧もバッチリ、ポーズも本職のモデル並みに決めてあちらこちらで撮影が行われます。
結婚記念写真に限らず中国では様々な写真撮影が盛んなのはやっぱり写真好きの中国子というところでしょうか・・・
かしこいWEDDING手帳
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